【コラム】教えて!しゅうしょくん

医療事務の仕事内容が分かる7つの職務

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医療事務員の仕事について紹介するコラム第1弾です。

今回は『医療事務員の仕事内容』について、代表的な7つの職務に分けて纏めました。

1.受付
来院した患者の予約を確認し診察順に受け付ける職務です。
受付で最も大切なのが健康保険証の確認で、「健康保険組合」「共済組合」「国民健康保険」「はけんけんぽ」などの様々な種類の健康保険証に対応し保険者番号・記号・番号・氏名・生年月日・資格取得年月日を確認する必要があります。
また生活保護を受給する患者が「公費負担の医療証」を持参するケースもあり臨機応変な受付を行うことが求められます。
この業務を正確に行えないと後述のレセプト業務で診療報酬の請求が出来ないなどのトラブルに繋がります。

2.案内
待合室の患者を診察室へ案内する職務です。
案内では患者のクレームへの対応がカギとなり患者数の多い大きな病院や人気のクリニックではこの評価が患者満足度へ直結します。
患者の心理として医師や看護師へは言いにくいクレームを医療事務員へ行う傾向にあるため、その対応には専門知識を活かした的確な回答だけでなく患者に共感し寄り添う姿勢が必要です。

3.会計
診察を終えた患者の自己負担額を会計する職務です。
会計は『正確で迅速な処理』を行うことが必須で、保険証の種類によって自己負担割合が異なったり患者が保険証を持参しなかった際に一時的に全額を自己負担したりするケースもあるため注意が必要です。
医療機関に限ったことではありませんが、誤った金額で会計を行うとトラブルに繋がります。

4.診療報酬明細書計算(レセプト)
各保険組合などの審査支払機関へ診療報酬の請求を行う職務です。
レセプトは所定の書式に従って記載しないと差し戻されるため疾病名を医師に確認するなど正確な業務遂行が求められると共に『毎月末締めで作成し翌月10日までに請求』するため、この期間は非常に忙しくなります。
また診療報酬基準は定期的に改定されるため常に最新の点数や処理方法を理解しておく必要があります。

5.カルテ管理(メッセンジャー)
医師や看護師の指示に基づいて患者のカルテを入出庫・搬送したり、電子カルテ管理システムの登録作業を行ったりする職務です。
メッセンジャーは病床数の多い病院や患者数の多いクリニックで分業化されており主に外来と入院の担当がありカルテ室と各科を行き来してカルテを運びます。
また『電子カルテ管理システム』を導入している医療機関ではシステムへの登録作業なども担当するためITオペレーションに関する知見も身に付けておく必要があります。
カルテの取り違えやシステム登録を誤ると医師の診察に重大な影響が生じる可能性があるため書類の管理を行うだけではありません。

6.医師事務作業補助(シュライバー)
患者の診察時に医師の隣で診察内容を記録する職務です。
医師が患者とのコミュニケーションに集中できる』様に設けられている重要なポジションで診察内容の意味や治療の経緯などが理解できないと記録することが出来ません。
シュライバーは規模や診察科目に関わらず幅広い医療機関で設置されており医療事務員が交代で務めるケースが多くなります。
医療事務員になると必ずといってよいほど担当するので専門知識のみならず医療行為への正確な理解を身に付けておく必要があります。

7.医療秘書(クラーク)
医師や医局スタッフのスケジュール管理や学会への同行、来客・電話応対、書類作成・データ整理を行う職務です。
クラークは医師のサポート全般を行うため幅広く専門的な医療の知識に加え『高いレベルでの接遇』を行えることが必須で、医療事務員として相当程度の実務経験を持った人材が務めるケースが多くなります。
また小児科の待合室で小児患者の応対を行う小児クラークや病棟で医師だけでなく看護師や薬剤師などのサポート全般を行う病棟クラークなど、特定の診察科や配属場所で必要とされる医療秘書もあります。

如何でしょうか。
内容はだいぶ端折っていますが専門的でありながら幅広い範囲の業務を担当することが伝われば幸いです。
勤務先の病院によって導入されているシステムが違っていたり診察科目が異なれば来院する患者の症状も変わったり本当に千差万別です。
また当然ですが医療機関は患者優先で動いているため診察時間が終わったからといって待っている患者を置いて勤務を終えることはできません。
さらに医療業界の常識は日進月歩で変わっていくため最新の専門知識を身に付けておくための絶え間ない学習が必要です。

未経験から医療事務員を目指すとき資格を持っているから転職できるほど簡単な仕事ではありませんが、仕事のやりがいと上手くいったときの達成感は事務職の中で特筆です。
もっと詳しく医療事務の仕事内容を知りたい方はこちらをご覧ください。

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【医療事務員ってどんな仕事?】
第1回『医療事務の仕事内容が分かる7つの職務』←この記事です。
第2回『医療事務の給料を知る5つの項目
第3回『医療事務のキャリアアップに繋がる3つの事例
第4回『未経験者の転職に立ちはだかる医療事務の4つの壁

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