【コラム】教えて!しゅうしょくん

医療事務の給料を知る5つの項目

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医療事務員の仕事について紹介するコラム第2弾です。

前回は『医療事務の仕事内容が分かる7つの職務』という内容でした。
一言で医療事務員といっても様々な職務があり、どの職務も医療の現場を支えるスタッフの一人として重要な仕事を任されるため、やりがいが大きい分負担も掛かる職種です。

今回は『医療事務の給料』についてです。
実際のところ医療事務員の給料ってどれくらいでしょうか。基本給だけでなく残業代などの手当や賞与、医療事務員ならではのインセンティブや退職金を含めて5つの項目で解説します。

1.基本給
いわゆる“月給”です。
ごくまれに年俸制を採用している医療機関もありますが、正社員として雇用された医療事務員の場合は殆どが月給制です。医療機関の規模や診察科目によって大きな差は無いものの都市部と周辺地域で3~5万円程度の差があります
未経験から転職した場合、初任給で「月給14~16万円」が標準的な水準です。
ただし経験に応じて基本給が昇給する制度を導入している医療機関が多く、年に13,0005,000円程度で昇給するケースが多いです。

2.残業代
規定時間を超えて労働を行った場合に支給される手当です。
医療業界全体として時間外労働を行った場合は正当に残業代が支払われるようですが、そもそも残業の有無については勤務先によって大きく異なります。
大きな病院は患者数が多くなるため、業務量が増えて残業を行わないと仕事が終わらないことが多いです。特に救急搬送の受け入れを行っている病院では急な患者が入ることで予定外の業務が発生する可能性を常に考慮しておく必要があります。
クリニックは患者数をある程度予測できるため、診察状況に合わせて効率的に運営することで残業を少なくしている医療機関が多いです。ただし小児科や耳鼻科などでは午後の診察時に患者数が増え診察が長引くことで残業に繋がることもあります。

3.賞与(ボーナス)
賞与は基本給とは別に、年間に決まった回数で支給される給料です。
年間に決まった回数で支給される固定賞与と決算の内容に応じて支給される決算賞与との2種類があり、導入されているかどうかは医療機関によってまちまちです。
標準的な水準では「年間で1~2ヶ月分」の支給となっていますが、眼科・歯科・美容外科などの診察科目では「年間で3~4ヶ月分」が支給される医療機関もあります。

4.自由診療奨励金(インセンティブ)
自由診療奨励金は賞与をより成果主義で評価した手当です。
医療機関での診察には保険が適用される「保険診療」と適用されない「自由診療」があり、患者によっては経済的負担が増えてもより質の高い診療を望むケースがあるため、歯科・美容外科などを中心に自由診療の治療法を成約すると一定のインセンティブが支払われる仕組みを導入している医療機関があります。
成約した治療法にもよりますが、1件につき5,00010,000円程度が標準的です。

5.退職金
勤務先を退職する際に支払われる手当です。
医療機関に限らず退職金を支払う企業は減少傾向にありますが、勤続年数の長期化を目指す医療機関は雇用契約で退職金に関する規定を明記しています。
勤続年数3年以上から退職金の支払い対象となることが標準的です。
長期間の勤務に対する恩給の様な性格を持っていることは変わっていません。

以上となります。
他にも役職手当や資格手当などが支給される場合もありますが、給料を計算する上では上記の5項目が大きな要素となります。

医療事務員の年収は200250万円程度が標準的で都市部の医療機関に勤務すると250300万円程度となり、一般事務職や経理事務職と同じくらいの給料水準です。
現場経験の長さが“モノをいう”業界なので、長期間勤務することへの評価は他の事務職と比較しても高く勤続年数の増加による基本給の昇給と退職金の増加はしっかりとしています。
他の仕事と比較した医療事務の給料の水準を調べられるのでチェックしてみてください。

医療事務員の給料事情について参考にして頂けたでしょうか。
仕事内容にも興味を持って頂けた方は前回コラムも参考にしてください。

【医療事務員ってどんな仕事?】
第1回『医療事務の仕事内容が分かる7つの職務
第2回『医療事務の給料を知る5つの項目』←この記事です。
第3回『医療事務のキャリアアップに繋がる3つの事例
第4回『未経験者の転職に立ちはだかる医療事務の4つの壁

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