プチ講座

簿記検定が大きく変わります。

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ごきげんいかがでしょうか。

「しゅうしょくん」の名付け親の大西義博です。(もういいって?)

オフィス・経理事務コースの簿記の講義を主に担当しておりますが、受講される方の目標のひとつに

「日商簿記検定3級合格」「日商簿記検定2級合格」と履歴書に書きたいという気持ちを持たれて

日々頑張っておられます。

注)日商簿記検定・・・日本商工会議所主催簿記検定

結論から申し上げますと平成28年度より、日商簿記検定は2級に関しては

非常に難しくなることが予想されます。

3級に関しては、従来2級の範囲だったものが入っては来るものの削除される項目もありますので

やや易しくなるかなという印象です。それでも初心者の人にとっては最初は難しく感じられます。

平成28年度からの大幅な出題区分の改訂を目前にした今年度の日商簿記検定は

11月15日と来年2月28日と残すところあと2回です。

この2回は合格する大チャンスになります。

どういうことかといいますと

従来の3級の範囲から

追加される論点

 伝票の集計・管理(2級→3級)

削除される論点

 仕入伝票・売上伝票(消滅)

 売買目的有価証券の処理(3級→2級)

追加される論点はもちろん今年度の簿記検定には出題されません。

削除される論点は今年度の日商簿記検定には出題しないと日本商工会議所が通達を出してます。

既に行われた6月の日商簿記検定では本当に出題されていませんでした。

要するに従来の3級の範囲から、今まで苦しめられてきた

「仕入伝票・売上伝票」「売買目的有価証券の処理」が省かれる分

今年度だけ範囲が狭くなるということです。

 

2級に関しては、28年度から30年度まで3年かけて大幅な改訂となります。

追加される論点(☆は29年度から、★は30年度から適用予定)

  1. 売買目的有価証券の処理(3級→2級)
  2. クレジット売掛金(新規)
  3. 電子記録債権・電子記録債務(1級→2級)
  4. 貸倒引当金の個別評価(新規)
  5. 貸倒引当金繰入の記載区分(新規)
  6. 賞与引当金・返品調整引当金の例示(注意喚起)
  7. 販売のつど売上原価を振り替える処理(新規)
  8. 有形固定資産の割賦購入(新規)
  9. 有形固定資産の圧縮記帳(新規)☆
  10. ソフトウェアの処理(1級→2級)
  11. 子会社株式・関連会社株式・その他有価証券の処理(1級→2級)
  12. リース取引の処理(1級→2級)☆
  13. 外貨建取引の処理(1級→2級)☆
  14. 収益認識基準・役務活動の例示(注意喚起)
  15. 繰延処理しない費用の例示(注意喚起)
  16. 課税所得の算定方法(新規)☆
  17. 税効果会計の処理(1級→2級)★
  18. 製造業を営む会社の決算処理(新規)★
  19. 株主資本等変動計算書の出題範囲の例示(注意喚起)
  20. 株主資本の減額処理(新規)
  21. 本支店会計の意義・目的を追加(注意喚起)
  22. 連結会計の処理(1級→2級)☆★

頭いたくなりますわ

削除される論点(すべて28年度から適用予定)

  1. 仕訳帳の分割(消滅)
  2. 伝票の集計(2級→3級)
  3. 保証債務の処理(2級→1級)
  4. 荷為替手形(2級→1級)
  5. 特殊商品売買の処理(2級→1級)
  6. 繰延資産の処理(2級→1級)
  7. 大陸式決算法(消滅)
  8. 社債の処理(2級→1級)
  9. 本支店会計の未達事項・内部利益の処理(消滅)

2級をかじったことある人は、削除される項目の9つどうですか?

どれも苦しめられてきたものばかりではないでしょうか?

それらが26年度は出題されないのです。あとチャンスは2回(11月15日、2月28日)ですよ。

11月の検定まであと3ヶ月。2月の検定まではあと7ヶ月。

未経験の人も今からやれば11月の3級は余るぐらい時間あります。11月に3級を。2月に2級を。十分可能です。

3級を取得されている人あるいは取得はしてるけど忘れてしまってる人。

1ヶ月もやりゃ思い出します。

ぜひあと今年度の2回のうちに2級まで取得されることをおすすめします。

ほんと来年度からは相当難しくなりますよ。

 

いつやるか?今でしょ!

keirigazou