できない部下をできる部下に変える方法

ビジネススキル

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堀正範

出来ない部下をできる部下に変える方法先日、4歳になったばかりの息子が自転車に乗れるようになりました。 去年の8月に自転車を購入してから半年かかりました。購入した当初はただ乗らせて見て(いつか乗れるようになるだろう…)と漠然と練習をしていました。 しかし、子供が楽しくなさそうにしているのを見て、どうやれば楽しく乗れるようになるのだろうと考えました。 皆さんなら、どうやって教えますか? 状況は自転車を初めて見る3歳児です。週一回晴れた日だけ約1時間の練習時間です(やってみると子供はすぐ飽きますね(笑))練習場所は近所の公園でした。 少し時間をとって考えてみてください。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 私が学んだことをシェアしますね。

①スモールステップで

私が気づいたのはできるところまで噛み砕いて1つずつステップバイステップで教えないとだめだろうと。… 自転車が初めてであることが、彼にとって大きな壁でした。 自転車にまたがることもおぼつかない。 なので、自転車にまたがって歩くことから始めました。 またがって歩けたら、次は地面を蹴ること。 地面が蹴れたら、なるべく地面から足を離すこと。地面から足が離せるようになったら、止まること。 止まることができるようになったら、鬼ごっこで曲がる練習をしました。 そしてようやくペダルを漕がせたら、一発で乗れるようになりました。 出来ないことが出来るようになるには、小さな単位で単純なことからマスターして、基準を少しずつ上げてトレーニングをしていく必要があります。

②良し悪しを伝える

次に、教えたことを、うまくできているかどうかフィードバックが必要です。自転車の例で言うと、フラつかずに漕げた時にオッケーと言うだけで子供にとっては大きな励みになります!

③成長を期待する

そもそも、期待することが大切! 楽しいかどうか、自分がやりたいと思うかどうかは周りの期待が大きなポイントだと思いました。 この子にならきっとできると信じて指導するのと、できないのを前提に指導するのは全く効果が違います。

結論:期待して、スモールステップでトレーニング→フィードバック→再チャレンジを繰り返せば人は育つ!

この経験は私自身にとって、とても大きな財産になりました。というのも、部下に対して成長を期待せず指示を与えたり、伝わっているかどうかを確認すらしていなかったり、行動に対して評価を行っていないことに気づいたからです。 このことから、考え方ががらりと変わりました。部下ができないのではなく、私が部下にできない指示を与えている。。。 そう感じるようになって、部下への指示を工夫しました。その結果、部下の仕事の成果や効率が見違えて良くなったと感じています! 自分が「何を、どうしたいかを」をしっかりと伝えることができれば部下の仕事効率はグっと上がります! 次回は具体的な指示の与え方についてお話しできればと思っています。

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