「あきらめないこと」という言葉が私を奮い立たせてくれました。
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西井 梓
パソコン・事務コース
2020年5月〜 職業訓練エンプロス
自分では気づけなかったことを発見することもあり、落ち着いて働きたい仕事を探すことができました。
職業訓練に通うまでは職業訓練校を終了することで就職ができるのかが不安でした。
勉強は努力次第で何とかなるだろうと思っていたので、そこまで大きな不安はありませんでしたが、私は今まで経験してきた職種から異なる職種への転職を考えていたので、学校に入って勉強をしたものの、就職に結びつけることがができるのかが気になりました。
でも、しだいにその思いは少しずつ解消されていきました。
不安に感じていた就職に対する思いは、就職支援の授業で先生との面談の時間が設けられており、今まで働いてきた仕事の話や転職に至るまでの話を細かく聞いてくださったことで解消しました。自分が希望する職種になぜ就きたいのか、なぜ思ったのか、を紐解いて話をすることができたので、自分では気づけなかったことを発見することもあり、落ち着いて働きたい仕事を探すことができました。
「あきらめないこと」という言葉が私を奮い立たせてくれました。
簿記の先生が授業のたびに使っていた「あきらめないこと」という言葉。簿記を全く知らなかった私は、授業を理解するのがめちゃくちゃ大変で(今でも理解しきれてませんが)、少しあきらめている部分がありました。ですが、先生に教えていただいたり、繰り返し復習を行うことで、少しずつ分かるようになりました。理解できると楽しくなることにも気づけました。
「あきらめない」という言葉は、いろんなことにあきらめちゃいけないな、と私を奮い立たせてくれる素敵な言葉でした。
今まで自分が使ってきた言葉遣いや所作などを改めることができました。
驚いたのは就職支援の授業が思っているよりしっかりとしていたことです。面接練習やマナーが学べたのは、今まで自分が使ってきた言葉遣いや所作などを改めることができるきっかけになりました。またパソコンや簿記は、分からずにつまづくこともありましたが、先生や一緒に学んでいる生徒に相談しながら、あきらめずに取り組むことで理解できることが分かりました。
職業訓練校は勉強だけでなく、就職までのサポートをしっかりしてくれる所。
教室内はいつも賑やかで和気あいあいとした様子でした。先生もフレンドリーに話をしてくださったので、相談しやすかったです。楽しい場面では楽しく、真剣な場面では真剣になり、メリハリがありました。
私は、パソコン事務コースに入りましたが、就職先に一般事務をするか医療事務をするかで悩んでいました。キャリアコンサルティングを繰り返し行うことで、自分が本当にしたい仕事について考えることができました。選んだコースとは違う職種になりましたが、先生方は私が決めた職種に就職できるよう背中を押してくださいました。