将来に不安を感じて未経験分野にチャレンジ

今回、未経験からパソコン事務コースを受講され、期間中に見事内定された現在就職先で働かれているE.Tさんにインタビューに答えていただきました。
受講を検討されているあなたの参考になれば幸いです。

これからの将来を考えたときにこのままでいいかと踏み出した

―E.T.さん、こんにちは！よろしくお願いします。
―E.Tさんは新卒から接客業で働いていて、マネージャーもされていたんですね。

そうですね。近年はマネージャーもしていました。

―事務の経験は？

そうですね。全くありませんでした。

―エンプロス姫路校で職業訓練を受講するに悩まれていたことは何ですか？

そうですね。何をするかより先に前職の退職を決めてしまって、辞めることが正式に決まってから『どうしようかな?』、『何が自分にできるかな。』と考えました。

飲食からは一旦離れたい思いがあって、今までの経験ですとか、自分の接客以外で楽しい瞬間とかを何となく色々考えてた時にやはり人のサポートだったり、自分が入ることで職場関係が良くなったり、そういう瞬間に面白みとかやりがいを感じることが割と多くあったと思ったので事務職への転職を考え始めました。

―入られた時には事務職を志望されていましたか？

そうですね。事務職の中で細かい職種は考えてなかったんですが、ざっくり事務職に決めていました。

―接客から離れたいって思ったのはなぜですか？

そうですね。コロナで色々な影響とか制限とかを長い期間受けたことがきっかけです。接客の仕事自体は今でもすごく好きなんですが、これからの人生を俯瞰して見た時に『長い目で見て無理なく続けられる仕事が良いかな』という風に思いました。

そして事務職に就きたいと決意して訓練の受講を検討しました。

訓練校選びの決め手はリーフレットと体験会

―姫路市内の訓練校や他のコースとは検討されましたか？

もちろん検討しました。他の学校に見学にも行きました。

最初はエンプロさんのこと知らなくて、ハローワーク姫路に就職相談に行った時に「事務職を志望しているのですが、経験がなくて」ということを相談したら職業訓練がありますという風に紹介していただきました。その時はほかの学校のチラシをもらったんですよ。ハローワーク姫路の職業訓練説明会とかにも参加してそこから見学会があるというのを知って2校に見学に行きました。

―まったく接点がなかったのにどうしてエンプロスを知られたんですか?

まずその2校しか情報がなかったので、どっちかちょっと決めかねてたんです。応募期間も迫っていてどうしようかなと思って自分で兵庫労働局やハローワーク姫路のホームページを見て、兵庫県立ものづくり大学校のページにエンプロスのチラシが載っていたのをみつけました。それが見学会の見学の申し込み期間を過ぎた後で、どうしようと思って当日の朝にダメ元で電話したら、「大丈夫ですよ、ぜひお越しください」って了承いただいて説明会に参加しました。学校の説明だったりとか、授業の体験もさせていただいて、見学会に参加した学校の中で、やはりエンプロスの方がいいなる思いました。チラシも素敵でしたし、エンプロスのキャッチコピーは後で生徒さんが作られたって聞きました。「未経験。しかし、即戦力。」あのキャッチとてもいいですよね。あれにもすごく惹かれました。

―リーフレットはWebコース講師でプロの現役デザイナーの東が制作したものなんです。

体験やリーフレットで深いことが学べそうと思って応募しました。

今まで培った能力が活かせると自信がついた企業実習

―エンプロス姫路校で職業訓練受講されて、もともとの悩みは解消されましたか？

そうですね。解消されましたし、自信がなかった。経験がないことがすごくネックだったんですが、そこも自信もつきましたし、自信がついて、エンプロスで訓練を受ける前よりは自分のことが好きに…好きって言って、ちょっとナルシストみたいな感じなんですが、自分のこと好きになれてちょっと自信もついたな、というふうに感じています。

―それは、自分を好きになってほしいから嬉しいですね！職業訓練を受講する中で、事務職でやっていけるような実感は湧いてきたんですか？

実感？そうですね。企業実習にも参加させていただいて、そういう中でも事務のお仕事の部分だけじゃなく、自分が今まで培ってきたコミュニケーション能力とかそういったものも活かせる仕事だな、っていうふうに実感が持てたました。

―職場実習に参加してどうでしたか？

実習…そうですね。すごく勉強になりました。勉強有意義だったと思うし、担当してくださった方がいろいろお仕事とか教えてくださったんですが、正味20日ぐらいの期間で、本来であれば仕事を教えるにも時間がかかるし、わからない事を聞いたりご迷惑かけたりすることとかも多かったと思うんですが、それもすごく心よく受け入れてくださって、いろんな仕事を任せてもらえたりとか実際に自分たちが作った資料だったりとか、そういうものがECサイトとかそういうサイトに実際にアップされたりとか、これはこのまま使わせてもらいますっていうふうに役立てている。参加できている実感があったのですごくためになりました。

いろんな知識が豊富な方でいらっしゃるので、こういう便利な機能があるよ、と、かすごくいろいろ教えてくださいました。ありがとうございます。

―E.T.さんの電話対応は実習先でも大絶賛でしたよ？

ありがとうございます。電話も実際にお客さん対応させていただいて手にむちゃくちゃ汗をかいて緊張しました。

―電話の内容は？

基本は商品の問い合わせでしたね。購入商品はどういう特徴ですか?

とかこういう風に使いたいんですが大丈夫ですか?とかそういう問い合わせだったので、多分出た電話もわりと当たりが良かったと思います。

―実習先でスカウトされたとお聞きしましたが？

本当にありがたいお話でした。

緊張でいっぱいいっぱいだった就職面接

―すごい大手に事務職で就職を決まられましたね？

そうですね。自分でもびっくりしました。面接に合格できたポイントとか自分で心当たりがないので私が知りたいぐらいです。ボロボロだったので、肩を丸めて家に帰ったのを覚えてます。

―どんな質問されました？

たくさん質問されました。ハローワークの求人票には面接2回って書いてあったので、1回目は若手の方とか中堅の方と総務の方とかそういう感じなのかと思ってたんですが、入ったら4対1の面接で、取締役の方もいらっしゃって、その時点でちょっと緊張して。面接も12年ぶりだったので、まず空気感にも緊張しましたし、まず一番最初に聞かれたのが応募志望動機だったんですが、考えてきたことが緊張ですべてふっ飛んでしまいました。

業界を選ばれた理由と、それを踏まえた志望動機を聞かれたんですが、すごい浅い回答をしてしまって、その時点でちょっともうダメかもって思ったんです。

あとは、用意してなかった質問とか、踏み込んだ質問とかも多かったんで、実際に入社したら、自分はどういうところで貢献できますかとか、細かい業務はわからないと思うんですが、これからどういう仕事がしたいですかとか、ちょっと用意してなかった質問とかもされたので、自分で話しながら着地点が見つからないみたいな、何喋ってるんでしょう??みたいな。

喋り終わって絶対その質問されたことと違う答えを喋ったな、ということが私の記憶の中でも2回はあったのでどうして採用して頂いたか不思議です。

―筆記試験はありましたか？

筆記はなかったです。書類選考があって、そこから面接1回で内定という流れでした。面接はボロボロでしたが、唯一自分を褒めてあげられるとしたら、ニコニコ笑顔を作るようにしてたのと、返事とぐらいです。

やはり笑顔やはきはきとした応答ってすごく大事だと思うんで接客の経験だったりとか、普段身につけている立ち振る舞いだったり、エンプロスで学んだことも生きてたんだと思います。

入社した会社でのこと

―勤務先の業務について教えてください。

ガス管の供給とかをしてる部署で事務を担当しています。業務はちょっと複雑で、警察とか役所あての申請書の作成や、現場にメジャーとか持って行って実際の道路に置いて写真撮ったり、アンデス図っていうソフトで、面を書いたりという仕事をしてます。業務に慣れてきたら楽しいだろうなと思っています。

―WordとかExcelは使ってるんですか？

Wordは今のところ使ったことないですね。

Excelは警察に出す申請書のフォーマットがExcelなので、Excelは触ります。

―訓練で学んだことは役に立っていますか？

まだ入社して2週間なので何とも言いがたいんですが、前職で日頃WordやExcelを使う機会がなかったので、やはり職業訓練でパソコンを毎日触るという環境は、すごくありがたかったかなと思います。

通っていたからこそいえるエンプロスのこと

―エンプロスの訓練をお勧めしたい人を教えてください。

私は本気で事務職に就職したいと思っていいたので、たぶん楽しく受けられたと思うんですが、やる気がなければビジネスマナーの授業とかも身に入ってこないと思いますし、労務とか経理とかの専門知識もついていけないし、やる気も出ないんじゃないかな。学校も楽しくないんじゃないかな、と思います。

―入校前はやっぱ不安ですよね？学校での人間関係はいかがでしたか？

すごく不安でした。どういう年代とかどういう人がいるのかもちょっとわからなかったので。集団生活のルールの中で日誌を書いたり掃除したり、当番があったり、家庭もあったりする中で、最初はこのメンバーでやっていけるのかなるいう不安は正直ちょっとありました。

でも一緒に授業を受けていくうちに結構、面白かったというか、自分にないところや、尊敬するところが皆さんそれぞれにあったし、授業も先生方が私たちのペースに合わせて変えてくださるというか、私たちの意見を取り入れてくださるので、本当にありがたかったです。ありがとうございます。

受講生として、私は気持ちよく過ごせたと思います。

―初心者の方が来られて思い描く通りの実力が身につくコースだと思いますか？

思います。最初は不安でしたが感想としては

やはり経験ない私がエンプロスに入ってMOS(MicrosoftOfficeSpeciarist)はWordもExcelも試験もちゃんと合格できましたし、簿記3級も取得できました。

先生には本当に丁寧に教えていただきました。

―素晴らしいですね。勉強しんどくなかったですか？

パソコンより経理の授業が大変でした。一瞬、もう諦めてしまいそうになるくらい。

でも、何回も何回も繰り返しや繰り返ししてわからないところはもう先生に聞いて、あとは学校で試験用のテキストも貸していただけるのもすごく助かりました。

エンプロスの授業で初めて勉強して実際に合格してるので、私みたいに経験ないとか、自信ない方でも大丈夫なんじゃないかなる思います。

―ありがとうございます。

MOSとかって要は授業と別にも勉強せなだめでしょ?それも別に苦じゃなかったですか?そうですね。最初はわからないところが多かったり、関数もちょっと複雑だったりとかしたんですが、そういうのも井口先生が質問の時間とか取ってくださるので、わからないところは質問したりとかアプリとかも井口先生がUSBにしてくださって、それで家でもしたりとかしてました。わかりました。

―講師の黒岡はどんな印象ですか？

教え方がすごく親身で簡潔に私たちでもわかるように説明されてます。

朝のスピーチはスピーチで一旦終わってから、じゃあ授業始めましょう、というメリハリがすごく効いてたのですごく、私たちもスイッチが入るというか、スピーチでちょっと柔らかくなった雰囲気と、そこから今から授業しますよっていう。勉強スイッチが入るというか。さあ授業も頑張ろうという感じでした。

―講師の井口についてはどんな印象ですか？

かっこいいと言うとかフランクですね。一日の最初にスピーチがあって、井口先生はそこから派生していって、どんどん雑談トークっていうか、それがすごく長くなる、それがすごく楽しかったんですが、一度のスピーチの時間で20分くらいも話がはずんたりとか…これ言うと怒られるんですか？大丈夫ですよね？

そういう授業以外の話も楽しくしながら授業もしてくださった感じです。

―小野の印象はどうですか。

小野先生はそうですね。優しく、時に厳しく、でした。

どうしても気が緩むことがあると思うんですが、そういう時に小野先生にピシッと言ってもらうと、背筋が伸びるというか、胸に刺さって、おっしゃる通りだなと思って反省しました。

―エンプロス姫路校で一般事務の職業訓練を受けて良かったと思われますか？

はい、もちろんです。受講していなければ就職できてなかったんじゃないかなと思います。多分自分がやりたいこと方向が定まってなかったような気がします。

キャリアコンサルティングで小野先生とか小林先生が今までの経験とか人生も踏まえた上で、あなたならこういう仕事はどう?こういう風に向いてるんじゃない?とか企業の紹介とかもしてくださったので、そのアドバイスを踏まえて『どういう仕事がしたい』かとか、就職活動に身が入ったと思うので、エンプロスで職業訓練受けていなかったらこの結果にはならなかったなと思います。

―今後の目標を教えてください。

そうですね。今はやはり早く仕事を覚えて、少しでも早く会社に役に立てるような人物になりたいなる思います。職場に慣れてきたらもう少し自分のキャラクターというか、そういうのも出して、周りを明るくできるような感じ存在ってちょっとおこがましいですが、そういう風に明るいキャラを生かして頑張りたいです。

最後にこの訓練を考えられている方にメッセージをお願いします。

エンプロスを受けようか迷っている人がいたら、まず見学会に絶対参加してみてください。参加したら答えがでるんじゃないかなる思います。迷っているならぜひ見学会に参加してみてほしいです。

わかりました。E.T.さん本日は貴重なお時間をありがとうございました。なにかお困りごとができたら遠慮せずエンプロス姫路校までご連絡をお待ちしております。健康に気をつけられ益々のご活躍をお祈りしています。