入社後に悩み、誰かに支えてもらうことで続けることができた
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山浦絵理子
医療事務コース
2019年4月〜6月 エンプロス医療事務コース受講
2019年7月1日 整形外科病院に就職 -
山口真央
医療事務コース
2019年11月〜2020年1月 エンプロス医療事務コース受講
2020年3月16日 整形外科病院に就職
医療事務コースの違うクラスで学ばれたエンプロス修了生のお二人は、現在同じ整形外科病院で勤務中。そんなお二人に今回インタビューにお答えいただきました。
インタビューイー
山浦絵理子さん
2019年4月〜6月 エンプロス医療事務コース受講
2019年7月1日 整形外科病院に就職
山口真央さん
2019年11月〜2020年1月 エンプロス医療事務コース受講
2020年3月16日 整形外科病院に就職
入社後に悩み、誰かに支えてもらうことで続けることができた
山浦さん山口さん共に同じ整形外科病院に勤務し、エンプロスを修了したあとの入社1ヶ月から3ヶ月で仕事に悩んだ経験をしています。山浦さん山口さんに限らず、多くの修了生が会社に入社してから、勤務経験をして新しい世界が見え、悩むことが多いです。
山浦さん(以下:敬称略)
修了して勤務経験が始まり、入社3ヶ月のときに仕事の壁にぶつかりました。たった3ヶ月どうしていいかと悩み、修了したエンプロスに相談に行ったのが最近のように思います。
そのときに講師の方々から励ましていただいた『少なくとも半年、半年頑張ったら1年頑張れる』という言葉を支えに仕事に向きあっていけました。
励ましていただいてからは、講師の方々の顔を思い浮かべながら頑張りました。先日の7月1日にアドバイスいただいた1年間を乗り越え、達成感と感謝の思いから一緒に働かせていただいた上司、先輩方に感謝を伝えたところです。
山口さん(以下:敬称略)
私も入社1ヶ月経過後くらいから悩んだ時期がありました。その時は、先輩の山浦さんにフォローしてもらい、現在入社して4ヶ月なりました。まだまだ悩みはありますが、先輩方のおかげで頑張れています。
職業訓練中の大変でしたが、楽しく充実していました
山浦
職業訓練中は講師がパワフルでグイグイ引っ張ってくれたので、頑張れました。
その分、毎日通うのが大変でしたが、楽しく充実した日々でした。
訓練ではクラスの仲間からもサポートがあり、それはとてもありがたかったです。
訓練の内容で良い経験だったのが、レセプトパソコン(医事コンピューター)入力です。実際の職場でも役に立ったので、もっと学習したかったです。
※レセプトパソコンとは、病院・診療所・調剤薬局の医療機関で普及率96%にものぼる診療報酬を請求するための明細書作成のコンピューターです。
新人医療事務スタッフからこれから医療事務を目指す人へのメッセージ
山浦さん、山口さんからは新人として医療事務スタッフになった経験から医療事務を目指す方は以下の6つを大切にすることをお勧めしてくれました。
- あいさつが何より大事
- メモをしっかり取る
- わからないことはきちんとすぐ聞く
- その日のうちに解決する
- 自己解決せず、医師、看護師、その他のスタッフと連携をとって確認する
- 自分自身の資料を作っていく
上記の6つのアドバイスは現場で経験した2人が仕事の中で成長していくために実行してきたことです。医療事務の現場だけでなく新しい職種など未経験の職種にチャレンジする方にも参考になります。
あいさつが何より大事
あいさつが大事なことは、小さい頃から言われていると思いますが、意外と大人になるとできない人が多いように思います。中にはあいさつをしても返してくれない人もいますが、めげずにあいさつを続けているとあいさつを返してくれるようになりました。働くということはコミュニケーションが必ず必要になります。コミュニケーションを円滑にするために、あいさつは続けていきましょう。
メモをしっかり取る
基本的なですが、とても大事なことです。聞いただけではどうしても忘れてしまうことも多いので、必ずメモを取りましょう。メモを取る姿勢を見て、指導してくださっているスタッフがあなたの学習姿勢を見ていたりします。
わからないことはきちんとすぐ聞く
エンプロスで医療事務のことを学んだとはいえ、現場では新人でわからないことだらけです。当然、スタッフの方も知らないことをある程度理解してくれてますので、わからないことはすぐに確認しましょう。こんなこと聞いていいのかな?と思うこともあると思いますが、数ヶ月経った後にはもっと聞きにくくなるので、新人のうちは質問をどんどんしていっていいものだと思って臨んでください。
その日のうちに解決する
その場その場で解決していくことが、成長の1番の近道です。また、医療現場特有の問題を後回しにすることで、大きなトラブルになることがあります。前述の「わからないことはきちんとすぐ聞く」は「その日のうちに解決する」に繋がるので、セットで実施していきましょう。
自己解決せず、医師、看護師、その他のスタッフと連携をとって確認する
「その日のうちに解決する」ことは大事ですが、慌てて解決する必要はありません。中には焦りのあまり自己解決しようとする方もいますが、自己解決が大きなトラブルを起こすことがあります。知識が少ないからこそ最善だと感じたことが、実は・・・。なんてこともあります。ですので、必ず医師、看護師、その他スタッフと連携をとって、念入りに進めていくことで、トラブルを回避していきましょう。
自分自身の資料を作っていく
自分自身で作った資料は何よりも成長を促してくれます。疑問点などは人によって様々なので、自分にあった資料を作ってください。
いずれできる後輩の指導にも、自分自身の資料が役に立ちます。あの頃こんなことで悩んでいたなとか、こういうことでつまづいたなということがわかるので、後輩に寄り添える指導ができます。