今Web制作をするならFigmaがおすすめ
Webデザイン・DTPデザイン
-
- 公開日
-
- 最終更新日
エンプロススタッフ
Webデザインを学んでいくとFigmaというソフトの存在を知ることになると思います。
Figmaの公式サイトをみてみると『コラボレーションインターフェイスデザインツール』と記載されています。『コラボレーションインターフェースデザインツール』といわれても、Webデザインを学びたての人にとっては、イメージのつかない方も多いと思います。共同編集可能なホームページのサイトデザインをするツールだと考えてもらっても構いません。(もちろん他の用途でも利用は可能です)
競合ソフトのFigmaとAdobe XD
Figmaと同じようなソフトで、競合ソフトにAdobe XDというソフトがあります。大まかな機能としては似たような機能がありこちらもホームページのサイトデザインをするのに使われています。
Figmaは海外では早くからAdobe XDよりシェアが多かったですが、日本においてはFigmaの日本語化が2022年7月まで行われなかったこともあり、なかなかシェアが伸びませんでした。実際私自身も、2021年にFigmaの評判の良さは聞いていたので、一度使ってみたもののどうしても英語のメニューに馴染めず断念しています。また外注先やクライアントもAdobe XDを使う方が多かったため、Figmaを使う機会は減っていました。
大きく流れが変わったのは、2022年7月のAdobeによるFigmaの買収です。
これにより、AdobeはFigmaとAdobe XDという同じようなソフトが企業内に共存する形になりました。
当然、似たようなソフトをそれぞれ開発していくのは効率が悪く、最近XDの開発が正式にストップすることが発表されました。
ということで、これからWebデザイナーを目指される方は、Adobe XDではなくFigmaを学習してください。
AdobeによるFigmaの買収による合併の契約がされていましたが、2023年12月18日に合併契約が両者合意の上終了しました。(追記:2024年1月9日)
合併がなくなったとはいえ、Adobe XDは現時点ではメンテナンスモードに入っており、今は開発を停止しております。今後開発が再開するか不明です。また、Figmaを使ってWebデザインをする企業も増えてきていますので、Figmaを取り入れてみてもいいように思います。
Figmaのプラン
Figmaにはさまざまなプランがあります。(価格は2023年10月20日現在)
- スターター(無料)
- Figmaプロフェッショナル(年払い1,800円/月、単月払い2,250円)
- Figmaビジネス(年払い6,750円/月)
- エンタープライズ(年払い11,250円/月)
スタータープランは3つのFigmaファイルまでしか作れないなど、機能制限がございますが、まずはスタータープランでFigmaを体験してみてください。
Figmaの特徴
Figmaはオンライン環境を前提としたブラウザで使用するWebアプリにあたります。ネット環境さえあれば、主要のブラウザ(Chrome、Safari、Microsoft Edge、Firefox)でFigmaを使うことができます。反面、ネット環境のない場所で使うことができないデメリットがあるため注意が必要です。
ブラウザを使用したWebアプリということで、重いのではないかと懸念される方もいると思いますが、基本的には軽いアプリになります。
また、Adobe XDでも同様なことが言えるのですが、PhotoshopやIllustratorなどでWebデザインしたときよりも遥かにコーディングをすることを前提に作られているので、デザインからコーディングまでの作業がスムーズに行えます。
まとめ
昨今の流れをみていくとこれからのWebデザインにおいて、Figmaが主流になることは間違いありません。もちろん、ランディングページなどのデザインはまだまだPhotoshopの方が相性の良かったり、パーツ作成にIllustratorが必要なこともあるので、Figmaだけで良いかといわれるとそうではありませんが、Figmaは無視できるソフトウエアではなくなってきていますので、今のうちから勉強することをお勧めします。
LINEをつかって友達や家族にこの記事を教える
シェアボタン