東秀亮

やるしかないという思いでチャレンジしたWebデザイナーへの道

私はエンプロスの職業訓練を経て、神戸の広告代理店で働いたのちにフリーランスになりました。もし皆様がエンプロスでWebデザイナーを目指しているのであれば、キャリアに一番近い存在になるので参考にしてもらえたらと思います。

エンプロスに通っていた時期の私は、授業の合間に訓練校の課題とは別に自分で課題を設定してデザインやコーディングしてトレーニングしていました。Webデザイナー未経験の私にとっては、経験者のいる就職活動で戦うには徹底的に量をこなすしかないと思い実践していました。とはいえ、経験者は現在進行形でWebデザイナーの仕事を通して毎日のようにデザインに触れています。私が量をこなしたところで、日常あたりまえに量をこなしている経験者には勝てません。この差を埋めるには真っ向勝負をしてもなかなか勝てないと思い、自分の過去の職歴をいかした戦略をたて、無事Webデザイナーという就職ができました。今思い返しても、あの頃はとにかくアピールするにはと、がむしゃらにやった記憶しかありません。

考えて動く力をつけることが市場価値を高める近道

前職ではデザイナーの採用担当もこなしていました。その中でデザイナーやコーダーの求人に応募してこられた応募者を何人も見てきました。採用の立場でわかったことは、考えて動く人材が少なく貴重であること。面接で取り繕っても、こちらからは考えて動いているかどうかは十分判断ができます。
ほとんどの会社はただ何も考えてこなすロボットのような人材を欲しません。面接を勝ち進んでいくためには貴重な存在である『考えて動く人材になること』。これがかなりの武器になります。

『考えて動く力』さえあれば、うまく対応できるようになります。この先、『考えて動く力』のあるなしが今以上に今後のキャリアを大きく左右する時代に入ってきているので、より一層求められる力になってきます。

受講生の方々にとっては非常に大変だとは思いますが、エンプロスを修了した一人でも多くの方に『考える力』がついたと言ってもらえる授業を心がけています。

『絶対に人と比べないこと』を常に心に留めておく

授業で必ずお伝えする言葉があります『絶対に人と比べない』ということ。
同じコースを受けているからといって、みんなのゴールは同じではありません。誰かが目指すから自分もしないといけないというわけではなく、最終的にあなた自身の選択でこれからの就職先を選んでください。ついつい簡単な方に流れてしまうかもしれません。そんな時に、自分は本当にその就職先を進もうと思っているのか？と問いかけるようにしていきましょう。

あなたが自信をもって進める就職先を見つけるお手伝いを授業の中でできればと思っています。
時々、就職活動に対して厳しい言葉を投げかけることもあります。それは、この期間の努力や動き出しの速さがエンプロスを終了して以降の満足度の高さにつながっているからです。

受講を希望される方へメッセージ

このページを読まれている方はWebデザイナーを志してWebデザインの職業訓練校探しをされているか、もしくは職業訓練校かデザイン専門のスクールに行こうか迷われている方のどちらかではないかと思います。
職業訓練で本当に就職できるだろうか、不安をもってスタートを切る方も多いです。ですが、受講されている方の多くが不安になりながらも積極的に取り組んだ結果、自分達が望む結果に辿り着いています。

自分の人生を決めるのはあなた自身です。私たち講師陣ができることは、あくまであなたの希望の道へのサポートです。代わりに決めたり代わりに努力したりはできません。
誰かにこの先の進路を決めてもらうわけではないので、不安であろうが大変であろうが懸命にやっていくことしかないです。その先に見える未来は明るいです。一緒に勝ち取っていきましょう。